little farm

奈良・生駒から湘南大磯へ。畑人4年目の夫婦です。

2012-09-16 大根◎早速、害虫。

三連休初日。

駐車場にはいままでにないぐらいの車のとまりっぷり。皆さん、夏野菜を撤去したり、新しく苗を植えたりと、晴天のもと汗水たらしてがんばっておられる。

うちの畑は市営の畑なのだが、時々近所の農家さんの恩恵かちょっとしたプレゼントがある。

今の時期は籾殻が大量に。

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一時は、敷きわらや、支柱につかえるいい感じの竹なんかも提供されていた。

こういうこまごまとしたアイテムも、ホームセンターなどで買うとばかにならない金額になるので本当にありがたい。

中には、保存用か、大きい袋に無心につめて帰る利用者さんもいらっしゃるが、われわれは、とりあえずその当日つかう分だけいただくことにしている。

 

 

われわれの畑の目下の話題は、大根と人参。どちらも発芽は問題がなかった。

大根の畝。

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人参の畝。

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大根はかなりすくすくと育っているので、一気に間引き。

間引き菜は食べられるかな、と思っていたのだが、よくよくみると、かなりの数の虫がついている。。

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メタリックカラーのまるまるとした、固そうな虫が、葉や、籾殻の中に、うようよ。。

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これらを丁寧におとしてまで食べる気力がないので、泣く泣く間引き菜はそのまま廃棄する。

なんの虫かがよくわからないなりに、たぶん駆除した方がいいということで、坊主ががんばる。

なんか、固そうだし、害があるのかないのかよくわからなかったが、家にかえって調べてみると、どうやら、立派な害虫らしい。

"ダイコンサルハ虫"というらしく、本葉が一日で食べられてしまうほどの威力らしい。

色々な人の農園ブログを見ていても、毎年かなりの攻防が繰り広げられている模様。

 

これを知ったのが、今(月曜夜)なので、次回(今週末)様子を見に行ったときには、もしかしたら、すべての葉が食べ尽くされているかもしれない。不安だけれど、平日は畑に行くことは難しいので、そうなったらそうなったで仕方がない。

趣味で畑をやる、というのはそういうことなのだと、だんだんあきらめもついてきた。

 

神様の贈り物、冬瓜はほっておいても順調に実をつけてくれていて、今、トータル三つの実がなり、うち二つは収穫し、ひとつはすでに頂いた。

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ほとんど面倒をみていないのにこの実のなり具合はかなりありがたい。

 

夏野菜の撤去時期が問題なのだが、実をならせ続ける野菜たちを撤去するのは忍びなく、結局じゃがいもととうもろこし、ズッキーニ以外はそのままにしてある。

トマトも、また、青い実をたわわにつけ始めてくれた。秋トマト、と呼びたくなる勢いだが、これで味もおいしければ言うことがない。

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秋冬野菜のためには、そろそろ畝作りをした方がいいのがわかているのだけれど、まだ元気な野菜を見ると、刈り取るのも胸が痛む。

そんなこんなで、胸を痛め続けていたら、もしかしたら、この秋冬は大根と人参以外何の収穫もないかもしれない、なんて不安もよぎるのである。

 

ななめむかいさんに、

「辛いもの好き?」と聞かれて、「好きです!」と答える。

唐辛子をたくさんいただいた。

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青い実は辛くない、というので、さっそくその日の晩に炒め物にすると、確かにおいしい。赤い実は粉唐辛子にするといいよ、とアイデアもいただいて帰る。

ありがたや。