little farm

奈良・生駒から湘南大磯へ。畑人4年目の夫婦です。

2012-05-18 親は様子をうかがう、の巻

さまざまなテキスト本は、何のために書かれているかわかるか?

野菜の育て方を教えるためというのはもちろんだが、

"これを育てるにはこれが必要" "この病気になったら、もうだめ。処分してやりなおせ"

と、書くことによって、読者の不安をあおり、消費を促すという目的もあるのである。

一方、われわれの野菜作りはなんのためにやっているかわかるか。

美しい野菜をするためか。農具のショッピングを楽しむためか。

いや、違う。土が育ち、野菜が育つ、その過程を楽しむためなのである。

つまりは、完璧な野菜が出来なくてもいいのである。

(ある日の坊主のおことば。ちょっと脚色)

 

茄子とキュウリの様子が思わしくなく、最悪の場合を想定しすぎていたのだが、

上述のありがたいお言葉もあり、とりあえず今日、畑を見に行ってみて、

様子がよくなくても、生かすか殺すかの決断はまだしない、ということにした。

 

よく晴れている。

私たちの借りている畑は、水道栓が近くにはないので、水をやるときは

ジョウロをもってタンクまでくみにいかないといけない。

タンクまでは、15Mぐらいか。

なんとか自動で近くまで水を引く仕組みを考えたいものだ。

隣近所のベテランさんたちも、皆、黄緑色のもっともジョウロらしいジョウロをもって、何往復もしている。

f:id:pinopanda:20120519121014j:plain

 

お茄子さんの様子。

うーん、あいかわらずいまいちといえばいまいちだが、さらに悪化した、という風にも見えない。

f:id:pinopanda:20120519115342j:plain

 

きゅうり。

f:id:pinopanda:20120519114429j:plain

茎の部分が縦にけずりとられているようにも見える。

この苗は、全然育っていない。なんかの虫にやられてるのかな?

根もぐらついている。とりあえずがんばれ、と励ます。

f:id:pinopanda:20120519114441j:plain

 

きゅうり。うーん、この子の白いはんてんはやはりきっと病気かな。

次回手当をしなければ。

 

 

他の子たちは、根がしっかりはってきて、安定してきた模様。

種で植えた子たちは、モロヘイヤ以外はほとんど変化なし。

モロヘイヤだけ、もりもり芽が出てきている。

f:id:pinopanda:20120519111323j:plain

かえるもいました。

f:id:pinopanda:20120519111118j:plain

 

お坊さんの大活躍により、一畝あたり、3〜4杯のジョウロの水やりも無事おわりました。

今日はジョウロが一個だったので、次回水やりに行くときは、ベランダ用のジョウロも忘れず持って行くようにしなければ。