2012-08-18 がんばる夏野菜 がんばるふたり
11時頃畑につくと、先客は一組だけ。
まず最初に水をやろうといつもの雨水タンクへいく。が、栓をひねっても水がでない。
“ここのところ日照りが続いたから?"
焦って一段下のタンクまで水を組にいく。
雨水タンクの上部にはトタンで蓋がしてあったのでふたを開けてのぞくと、こちらにはタンクの半分ぐらいまで水がたまっている。
私たちが水やりをしても使いきることはなさそうだなと、ちょっとホッとして水やり往復。
それでも、いつもより少し遠慮して少な目にまく。
次、来るときまでに水がたまってくれたらいいんだけれど、雨水しかない場所では、水不足はシビアな問題だと気付く。
とうもろこしとじゃがいもの畝が石灰を撒いたきりになっていたので、雑草抜き&耕すことが今日の最重要課題。持参したシソジュースを飲みつつ、おたがいもくもくと耕す。
坊主はとうもろこしの畝を担当。畑のわきの雑草も一掃してくれて、随分すっきりした。
延び放題だったトマトもとうとう整理整頓することにした。収穫量がふえるにれて、茎がぐんぐん伸びてきたトマト。
背丈が支柱をこえて、ネットの家のなかでうごめき増殖していくトマトをみるたびに、もう手がつけられないようなあきらめ半分の気持ちになっていたのだが、当初の脇芽のひとつも見逃さないというような丁寧な気持ちを失いかけていた自分自身に気付いていたのも確かで、今日ならなんとか出来そうだと、我が身を奮い立たせて、トマトジャングルと対決することにする。
絡み合い混み合う枝葉は大胆に落とすことにすると、間違って実のついている枝まで落としてしまってがっかりすること二度。
どの枝がどの株だかわからなかったトマトジャングルは、30分ほどの格闘の末なんとか、ちょっと向こうの景色が見えるくらいには整理できた。
今日の死闘を耐えてくれたお礼に、根本には追肥。
夏の終わりまで楽しませてください、と願をかける。
モロヘイヤも、1メートル弱の背丈になっていて、毎回収穫しているはずだが、相変わらず成長に消費がついていかない。
今日もばっさばっさと柄だごときって収穫。
野菜たちも最初は弱々しいが、あるていど育ってくると、自分達自身で育ってきたという自負がめばえたかのような、堂々としている。
枝豆は豆がなる気配がまるでないが、とりあえず込み合った葉を整理。
土の中の窒素が多いと豆がならないというので、きっとたぶんそうなんだろう。
冬瓜の疑いが出てきた謎の植物ももりもり成長中。
キュウリの棚からおろしたいが、絡み付いていてどうしたものか、とりあえず放置。
暑いなりにも風があったので、体はまだ楽。
まだまだ夏の雲。